この記事の結論

  • 最初にすること:全員の旅券の有無・有効期限・ローマ字氏名を集める。発給は国内で2週間程度が目安です。
  • 行き先の選び方:日数と予算に加え、事前手続きの有無で比べる。ハワイはESTA(承認時US$40.62/人)が必要です。
  • 2027年の注意:韓国のK-ETA一時免除は2026年12月31日まで、ヨーロッパのETIASは開始待ちです。出発前に再確認します。
  • 向いている人:友人と初めて海外へ行く学生と、その幹事。留学や就労の手続きは扱いません。

行き先が未定なら行き先診断、全体の流れは海外旅行の準備ロードマップでも確認できます。

旅券から順に、卒業旅行の準備を進める
  • 全員の旅券有無・期限・ローマ字氏名を集める。
  • 行き先を決める日数・予算と事前手続きで比べる。
  • 予約する旅券どおりの氏名で、取消期限を控える。
  • 手続きを再確認2027年に変わる条件を公式で確認する。

2〜3月出発の逆算スケジュール

予約の順番は「旅券→行き先→予約→手続き」です。 次は2〜3月に出発する場合を想定した編集部の提案です。締切ではなく、余裕を持たせた目安として使ってください。

表は左右にスクロールできます。

時期 やること 理由
11月 全員の旅券の有無と有効期限を確認。未取得の人は申請 国内の発給は2週間程度が目安。受取りは本人が窓口へ行く
12月上旬 行き先・日程・予算の上限を決める 年末年始は窓口の休みが重なる
12月 航空券とホテルを予約し、取消期限を控える 氏名は旅券どおりのローマ字で入力
1月 渡航認証・到着カード・保険・通信を準備 受付開始日がある手続きは時期を確認
出発1週間前 持ち物の確認、手続きの再確認 制度の変更がないか公式サイトで見直す

年末年始の窓口の扱いは申請先で異なります。年末年始の海外旅行準備に、東京都の最短日数を例にした計算があります。

全員の旅券を先にそろえる

旅券がない人が1人でもいるなら、予約より申請が先です。 外務省のパスポートQ&Aによると、2026年7月1日以降に申請できる有効期間は年齢で決まります。

表は左右にスクロールできます。

申請時の年齢 有効期間 手数料(オンライン/窓口) 注意点
18歳以上 10年 8,900円/9,300円 本人が申請・受取り
15〜17歳 5年 4,400円/4,800円 法定代理人本人が署名した同意書が必要

手数料は外務省の手数料表に基づく国内の通常申請の額です。申請方法と必要書類はパスポート申請ガイドで確認できます。すでに旅券がある人も、行き先ごとの残存期間を確認します。 例えばベトナムは入国時に6か月以上、ヨーロッパは出国予定日から3か月以上が必要です。

行き先別の事前手続きを比べる

同じ日数でも、行き先によって出発前の手続きと費用が変わります。 下の表は2026年10月31日時点で各記事に整理している公式情報の要約で、日本旅券の短期観光を想定しています。

表が見切れる場合は、横にスクロールできます。

行き先 主な事前手続き 費用/1人 2027年の注意 詳しい記事
韓国 K-ETAは一時免除中。e-Arrival cardは別に確認 免除中は不要 免除は2026年12月31日まで。2027年は要確認 韓国の準備
台湾 オンライン到着カード(TWAC) 無料 制度の変更がないか確認 台湾の準備
タイ タイ・デジタル到着カード(TDAC) 無料 受付期間を確認 タイの準備
ベトナム 45日以内の滞在、入国時の残存6か月以上 条件内はビザ不要 残存期間を全員で確認 ベトナムの準備
ハワイ ESTA 承認時US$40.62 予約したら申請 ハワイの準備
オーストラリア ETA 20AUD 許可後に旅行手配 オーストラリアの準備
ヨーロッパ EES(国境で登録)、ETIAS(開始後) ETIASは開始後20ユーロ 開始日を公式サイトで確認 ヨーロッパの準備

人数分の例として、4人でハワイへ行くならESTAは全員が承認された場合にUS$40.62 × 4人=US$162.48です。円の請求額はカード会社の換算で変わります。代行サイトの手数料は政府料金に含まれません。

行き先ごとの記事のまとめは行き先から探すで確認できます。

航空券とホテルをこれから探す方は、次の広告も候補の確認先として使えます。

2027年に変わるかもしれない2つの条件

出発が2027年になる卒業旅行では、今の案内のまま進めず、出発前に再確認します。

表は左右にスクロールできます。

制度 2026年10月31日時点の状況 確認すること
韓国のK-ETA一時免除 駐日韓国大使館は2026年12月31日までと案内。2027年の公式発表は確認できず 予約前と出発前にK-ETA公式サイトを確認
ヨーロッパのETIAS EU公式サイトは運用前で申請も受付なしと案内。開始日は開始の数か月前に知らせるとする 開始の有無を公式サイトで確認。開始前に料金を求めるサイトへ入力しない

チェックリストで準備を進める

行き先・日数・季節を選ぶだけで、やることと持ち物が自動でリストになります。

自分の準備を確認する

幹事が確認する表

幹事は全員の情報を預かるのではなく、確認の抜けをなくす役割にします。 旅券番号など個人情報をグループの共有メモに残さないのが編集部の提案です。

表は左右にスクロールできます。

確認すること 誰が 期限の目安 間違えたときの影響
旅券の有無と有効期限 各自 11月中 行き先によっては入国できない
ローマ字氏名(旅券どおり) 各自が幹事へ 予約の前 変更・取消しの手間や費用が発生する
予約の取消期限と費用 幹事 予約時 不参加者が出たときの負担が分からない
渡航認証の申請と承認 各自 出発の1か月前まで 搭乗できないおそれ
保険の加入状況 各自 出発の1週間前まで 治療費を自己負担するおそれ
通信手段と集合場所 全員 出発前日まで はぐれたときに連絡できない

氏名の確認は航空券の名前の確認手順、保険は海外旅行保険の比較方法、通信はeSIMの準備で確認できます。費用は旅行予算の組み立て方を使うと人数分で整理できます。

出発前のチェックリスト

  • 全員の旅券が手元にあり、残存期間が行き先の条件を満たしている
  • 予約の氏名と旅券のローマ字が一致している
  • 渡航認証や到着カードの手続きが必要な人全員で完了している
  • 2027年に変わる可能性のある条件を公式サイトで再確認した
  • 取消期限と、不参加者が出た場合の負担を全員が把握している
  • 保険証券の番号と緊急連絡先を保存した

まとめ:旅券をそろえてから、行き先と手続きを決める

まず全員の旅券を確認し、未取得の人は申請を済ませます。行き先は日数と予算に加えて事前手続きで比べ、2027年に変わる可能性のある条件は出発前に再確認しましょう。準備の進み具合はマイトリップで管理できます。

公式情報・出典

確認日:2026年10月31日。スケジュールと幹事の確認表は編集部の提案です。比較表の手続きと料金は、はじ旅の各記事に整理した公式情報の要約で、詳しい条件と個別の確認日は各記事を確認してください。

よくある質問

海外の卒業旅行の準備は、いつから始めればよいですか?

2〜3月に出発するなら、11月に全員の旅券を確認し、12月上旬までに行き先と日程を決めると余裕があります。国内の旅券の発給は2週間程度が目安で、受取りは本人が窓口へ行く必要があります。年末年始は窓口の休みも重なるため、未取得の人がいれば先に申請します。

パスポートを持っていない友人がいます。間に合いますか?

申請から受取りまで国内では2週間程度が目安ですが、補正や混雑で延びることがあります。予約の前に申請し、受取り日を確保します。氏名のローマ字は旅券どおりに予約するため、旅券ができてから航空券を取る順番が安全です。

2027年の韓国旅行にK-ETAは必要ですか?

日本の一時免除は2026年12月31日までと案内されています。2026年10月31日に確認した時点で、2027年の扱いについての公式発表は確認できませんでした。出発前にK-ETA公式サイトで確認し、免除がなければ必要な手続きを済ませます。

2027年のヨーロッパ旅行にETIASは必要ですか?

EU公式サイトは2026年10月31日時点で、ETIASは運用されておらず申請も受け付けていないと案内しています。開始日は開始の数か月前に知らせるとしています。出発前に公式サイトで開始の有無を確認し、始まっていれば申請します。

幹事は何を最初に集めればよいですか?

全員の旅券の有無、有効期限、旅券どおりのローマ字氏名の3つです。この3つがそろわないまま予約すると、氏名の誤りや残存期間の不足で手続きをやり直すおそれがあります。