荷造りは、実物の条件を確認してから分ける
  • 手元の必需品旅券・予約・支払い手段を取り出せる場所へ。
  • 電池と液体容量・個数・容器を公式条件と照合。
  • 着替えを数える着替え回数と予備、洗濯の可否を分ける。
  • 当日まで残す朝に使う物は、バッグへ入れてから完了。

最初に、手元から離さない物をそろえる

旅券・支払い・連絡手段を、預け荷物が届かなくても使える状態にします。 以下は編集部の整理例です。自分の予約や契約に必要な物を追加してください。

表は左右にスクロールできます。

持ち物 準備できたかの確認 入れる場所の考え方
パスポート・必要な渡航書類 有効期限、氏名、渡航先の条件を照合した 手続き時に出せる、ファスナー付きの手元のバッグ
予約確認書・ホテル住所 通信を切っても表示できる。便名と宿泊日も読める 端末と紙など、別の方法で控える
現金・カード 到着直後の交通に使える。予備の支払い方法がある 一つの財布だけに集中させない
スマホ・充電器・ケーブル 型番と渡航先での使用条件を確認した 壊れやすい機器は手元へ
常用薬・眼鏡など 必要量と持込み条件を確認した 到着までに使う物を手元へ。薬の条件は別途確認
保険・緊急連絡先 証券番号と海外からの連絡方法が分かる スマホを失っても読める控えを別に持つ

旅券のコピーは原本の代わりにはなりません。パスポートの残存期間を確認したうえで、原本と控えを分けます。搭乗券も予約確認書とは別です。オンラインチェックイン後の搭乗券で、利用できる形式を確かめてください。

機内用と預け入れ用は、品目を確認してから分ける

「機内に持ち込めない物なら預けられる」とは限りません。 危険物にはどちらも禁止の物があります。国土交通省の品目別案内と利用する航空会社の規則を照合します。

小さな手元用バッグと、衣類を入れたスーツケースを分けて並べたイラスト

イラストは荷物を分ける考え方の例です。容量・個数・持込み可否は、下の表と利用便の公式案内で確認してください。

分ける物 次に確認すること
モバイルバッテリー・予備電池 預けず機内持込み側へ。容量・個数・端子保護など利用便の条件を確認
スマホ・電池内蔵機器 予備電池と同じ扱いにせず、機器ごとの条件を確認
化粧水・歯磨き粉などの液体類 容器の容量と袋の条件を確認。機内で使う分と預けられる分を分ける
刃物・工具・スプレーなど 品目別に確認。判断できない物は詰めたままにせず航空会社へ聞く
衣類・タオルなど 取り出す予定と重量に合わせて分ける。遅延時に使う予備は手元へ

電池と液体は、容量と個数を実物で照合する

モバイルバッテリーは預けず、液体は「残量」より「容器の大きさ」を見ます。 次は2026年10月24日に国土交通省・ANAの公式本文を確認した条件です。日本出発の荷造りの基準として使い、海外の帰路・乗り継ぎでは出発地と運航会社の条件も照合してください。

表は左右にスクロールできます。

対象 確認した数値・条件 詰める前の行動
モバイルバッテリー 国土交通省の2026年4月24日適用ルールでは、160Wh以下・1人2個まで。預け入れ不可 本体のWh表示と個数を確認し、端子を保護して手元へ。読めない物は航空会社へ確認
機内でのモバイルバッテリー 同ルールでは、バッテリー自体への充電と、バッテリーから他の機器への充電をしない 機内でスマホを充電する前提で持たず、搭乗前に必要な電池残量を確保
日本出発国際線の通常の液体・ジェル類 ANAの案内では1容器100mL以下、容量1L以下の透明な再封可能袋にまとめ、1人1袋 150mL容器に残量50mLでも不可。100mL以下の容器へ。正方形の袋なら縦20cm以内×横20cm以内が目安
スマホ・PCなどの電池内蔵機器 予備電池とは別の条件。ANAは預ける場合に完全な電源OFFと損傷・誤作動防止を案内 原則として手元へまとめ、預ける事情があれば機器名と電池の表示を係員へ提示

根拠:国土交通省・モバイルバッテリーの新ルール、ANA・電池内蔵機器と端子保護、ANA・液体物の条件。航空会社によって、より厳しい制限があります。別の予備電池も持つ場合は組合せの個数制限を確認し、2個以内という数字だけで判断しません。

医薬品・乳幼児用の飲食物などは別条件です。通常の洗面用品と同じ表だけで判断せず、液体の種類と必要性を航空会社・保安検査で確認してください。液体を預けられるかも、危険物の規則とは別に照合します。

液体の例外や電池類の詳しい確認順は機内持込みの中身のルールへ。小型スーツケースでも当日預けることがあるため、搭乗口で預けるときに取り出す物を一つのポーチにまとめると取り出しやすくなります。

充電器は変換プラグだけで解決するとは限りません。型番・入力表示・メーカーの条件の確認を済ませ、ケーブルと一組で用意しましょう。

チェックリストで準備を進める

行き先・日数・季節を選ぶだけで、やることと持ち物が自動でリストになります。

自分の準備を確認する

衣類は、旅行日数より「着替える回数」で決める

宿の洗濯設備と乾くまでの時間が分からなければ、洗濯を前提に枚数を減らしすぎないようにします。以下は個数の規則ではなく、荷物を選ぶための考え方です。

  1. 出発日に着ていく服と、現地で着替える日を分けて書く。
  2. 下着・靴下・上着を別々に数える。上着まで全部日数分そろえる必要はない。
  3. 海・運動などで追加の着替えが必要な日を足す。
  4. 洗濯するなら設備、利用できる時間、乾燥の方法を宿へ確認する。
  5. 荷物の遅延や汚れに備え、自分に必要な予備を残す。

例えば、3泊4日・洗濯なし・出発日に1組着用・現地で毎日着替えるという編集部の仮定なら、下着と靴下は「着替え3回分+予備1回分=各4組を荷物へ」が一案です。予備1回分を手元用、残りをスーツケース用に分ければ、荷物が遅れた時にも備えられます。海・運動・子どもの着替えがあれば追加し、全員にこの枚数を勧めるものではありません。「3泊だから必ず3枚」と泊数だけで決めないでください。

行き先・同行者に合わせて、必要な物だけ追加する

気温だけでなく、訪問先の服装と宿の備品を確認します。国名だけで持ち物がすべて決まるわけではありません。

予定・条件 足す候補と確認事項
暑い場所・屋外の時間が長い 帽子、日差し対策、汗をかいた後の着替え。施設の持込み条件も確認
寒い場所・冷房のある施設 重ね着できる上着。移動日と滞在先の予報を別に見る
雨・水辺の予定 雨具、濡れた物を分ける袋、水着。不要な日は持たない判断もする
寺院などへの訪問 各施設の服装規定に合う衣類。観光地ごとに公式案内を確認
子どもと旅行 使い慣れた用品、途中で使う分。食品・薬の持込み条件も確認
同行者と道具を共有 ケーブルの端子と個数、別行動中に使う分。予約控えも各自で読めるようにする

歯ブラシ、タオル、スリッパなどは、予約した部屋の備品を確認してから決めます。薬は渡航先の当局案内を確認し、必要量や携行方法は医師・薬剤師へ相談してください。薬の説明書があればどの国でも持ち込める、という意味ではありません。

最後は、詰めた荷物を測り「当日入れる物」を残す

リスト上のチェックだけで終わらせず、実物の重さと取り出し方を確認します。圧縮袋はかさを減らせても重さを減らしません。往路で上限まで詰める場合は、帰路の買い物をどこに入れるかも考えます。

  • 予約に含まれる機内用・預け入れ用の重量と個数を確認した
  • 身の回り品も含めて計量し、キャスター・持ち手を含むサイズを確認した
  • パスポートと搭乗券を、バッグを全部開けずに取り出せる
  • 洗面用品を袋にまとめ、漏れても書類に触れない
  • 朝まで使うスマホ・眼鏡・充電器は「出発直前に入れる物」として別に残した
  • ホテル住所と予約を、実際に通信なしで開いてみた

重量が超えそうなら手荷物の測り方と追加料金の確認へ進みます。行き先などの条件と準備状況はマイトリップのチェックリストで管理できます。保存はこのブラウザ内なので、別端末へ自動同期される前提では使わないでください。

公式情報・出典

既存の出典確認日は2026年10月7日。電池・液体の容量、個数、機内での扱いは2026年10月24日に下記の国土交通省・ANAの本文で追加確認しました。荷物の並べ方・衣類の数え方は編集部の提案です。品目や数量の制限は、渡航先・利用航空会社の最新案内を優先してください。

まとめ:手元の必需品を確保してから、衣類を足す

最初に旅券・支払い・連絡手段をそろえ、次に品目の条件を確認して荷物を分けます。衣類は着替える回数から数え、詰めた後に計量してください。今すぐすることは、旅券と予約控えを手元に集め、出発当日まで使う物を別リストにすることです。

よくある質問

圧縮袋を使えば、重量制限にも余裕ができますか?

圧縮して減るのは主にかさです。重量は減らないため、荷造り後に身の回り品も含めて計量してください。帰路の買い物も見込んで、不要な物を減らします。

出発当日の朝まで使う充電器は、どうチェックすればよいですか?

用意した状態とバッグへ入れた状態を分けましょう。出発当日の朝まで使う物は別のリストに残し、家を出る直前に実物を確認してから完了にします。

同行者と一つのバッグに必需品をまとめてもよいですか?

旅券・支払い手段・連絡先を一つのバッグだけに集めると、そのバッグを失った際に全員が困ります。各自が必要な情報を読めるようにし、予備を別の安全な場所に保管します。