この記事の結論
- 基本は検疫の案内→旅券で帰国の確認→荷物受取→必要な動植物検疫→税関→ロビー。端末の操作位置は当日の案内に従う。
- 共同キオスクと税関の電子申告端末は別。子どもの身長条件や、操作後の行き先を区別する。
- 個人使用の免税範囲は品目ごとに確認。20万円以内でも申告は必要で、持込禁止・規制品は別に確認する。
- 海外から別送した荷物は帰国時に申告。確認印を受けた申告書を、到着後の手続きまで保管する。
この記事は日本人の空路帰国が対象で、外国籍の方の入国・再入国条件は扱いません。制度・端末の条件は2026年10月31日確認、準備のメモと例は編集部の整理です。冒頭画像は準備物を示すイラストで、公的書類や空港端末を再現したものではありません。

- 申告方法と購入品を準備するVisit Japan Webか紙を選び、携帯品・別送品・購入控えを整理します。
- 帰国の確認と荷物受取を進める検疫の案内、旅券による帰国の確認、便名とタグを照合した荷物受取を進めます。
- 検疫と税関の案内に従う必要な動植物検疫を受け、端末や係員から指定された税関のルートへ進みます。
- 控えと残る手続きを確認する別送品があれば確認印のある申告書を受け取り、帰宅・国内線乗継と帰国後の受取を確認します。
帰国前に、Visit Japan Webか紙かを決める
電子申告を使えない場合の代替は紙です。通信や電池の復旧だけを待たず、係員へ相談します。 税関の申告書案内は電子を推奨し、全国の空港・港の税関に紙を備え付け、A4で印刷できる様式も提供しています。
表は左右にスクロールできます。
| 自分の状況 | 帰国前の準備 | 到着後の確認 |
|---|---|---|
| 電子で申告したい | 今回の帰国予定と携帯品・別送品情報を入力し、持参する端末でコードを開く | 旅券とコードを用意。端末や係員の案内へ |
| スマホがない・電子を使わない | 紙の申告書を使う。品目・数量・購入控えをまとめる | 記入した紙と旅券で税関へ |
| 途中まで電子操作したが表示できない | 登録・操作済みの範囲を把握する | その事実を職員へ伝え、紙への切替を相談 |
| 別送品もある | 発送品と手持ちの両方を申告。控えの交付も確認する | ロビーへ出る前に確認印を受けた申告書を確保 |
Visit Japan Webは無料です。税関の注意喚起に沿い、登録手数料を求められたら入力を止め、デジタル庁の公式利用手順から入り直してください。無料なのはサービス利用で、持込み品にかかる税金とは別です。
アカウントではなく「今回の申告」まで進める
今回の帰国予定の「入国審査及び税関申告」を開きます。 デジタル庁の公式手順では、日本人は外国人入国記録の登録は不要で、税関の携帯品・別送品申告を登録する扱いです。
- アカウント作成・ログイン。新規作成にはメールアドレスを用意する。
- 旅券を手元に利用者情報を登録し、読み取り・入力した内容を照合する。
- 日本への到着日・便など、今回の入国・帰国予定を登録する。
- その予定を開き、実際の携帯品・別送品に合わせて申告情報を入力する。
- 持参する端末で今回のコードを表示し、便や荷物が変われば内容を再確認する。
公式ガイドにある国内店舗の「免税購入」用コードは、外国籍の短期滞在等の対象者向けの別機能です。「スクリーンショット利用不可」という免税購入用の説明を、そのまま帰国の税関申告と混ぜません。表示できない場合は、対応する提示方法を職員へ確認してください。
到着したら、荷物・検疫・税関の順番を確認する
日本人でも旅券による帰国の確認は必要です。コードだけで一連の手続きを省略できません。 成田空港の国際線到着案内を基にした流れです。
- 1 検疫体調の申告下痢や発熱など体調に異常があれば検疫官へ。
- 2 入国審査パスポートで帰国の確認日本人は顔認証ゲートなどの案内に従います。
- 3 手荷物受取便名のターンテーブルへ引換証と荷物のタグを照合して受け取ります。
- 4 動植物検疫肉製品・果物などがある人税関検査の前に検疫カウンターへ申し出ます。
- 5 税関全員が申告Visit Japan Webの二次元コードか紙の申告書で。
- 6 到着ロビー帰宅・乗り継ぎへ国内線へ乗り継ぐ人は乗り継ぎカウンターへ。
成田空港の国際線到着案内を2026年10月31日に確認。端末の操作位置は空港・ターミナルで異なるため当日の案内に従います。
- 検疫の案内を確認し、体調に異常があれば検疫官へ申し出る。
- 旅券を用意して日本人の帰国手続きへ。スタンプが必要なら、その場で職員へ申し出る。
- 航空会社・便名のターンテーブルで荷物を受け取り、引換証とタグを照合する。
- 対象食品・植物がある、該当するか不明なら、税関検査の前に検疫へ相談する。
- 税関申告・検査を受け、案内されたゲート・検査台を経てロビーへ出る。
顔認証ゲート・自動化ゲートでは旅券にスタンプが押されないと成田は案内しています。電子申告端末の操作位置は空港によって異なるため、固定の設備順とは考えません。
荷物が出なければロビーへ出る前に未着の申告を行います。機内にスマホ等を忘れた場合は運航会社の忘れ物窓口へ相談し、帰国・税関手続きとは分けて進めましょう。
帰国便に乗る前に、控えと荷物を確認
申告内容・購入控え・帰国便の情報をまとめましょう。準備リストは登録不要で、このブラウザに保存できます。
共同キオスクと電子申告端末は、空港・身長条件が違う
「135cm未満だから電子申告を一切使えない」とは判断しません。 共同キオスクと税関の電子申告ゲート案内は異なる機器の条件を示しています。
- 共同キオスク135cm未満は対象外入管と税関への情報提供。操作後も帰国・税関の手続きは残る。
- 税関電子申告端末100cm未満は家族と共同キオスクとは別の条件。家族でも1人ずつ手続き。
- 使えない・分からない係員に動線を確認人数・身長・電子か紙かを伝え、指定の窓口へ。
表は左右にスクロールできます。
| 比較項目 | 共同キオスク | 税関の電子申告端末・ゲート |
|---|---|---|
| 公式に導入を案内する空港 | 成田・羽田・関西・福岡。ターミナルと運用時間は公式で照合 | 新千歳・成田・羽田・中部・関西・福岡・那覇。端末位置は空港ごとに異なる |
| 何をするか | 入管・税関に必要な旅券情報・顔写真・申告情報等をまとめて提供 | コードとIC旅券を読み取り、税関申告・本人確認を行う |
| 子どもの条件 | 身長135cm未満は利用不可 | 身長100cm未満は家族と一緒に利用する案内 |
| 家族での操作 | 家族でも1人ずつ | 家族でも1人ずつ |
| 操作が終わったら | 表示されたa〜dのルートへ。帰国手続き・荷物受取・税関は残る | 表示に応じ電子申告ゲートまたは有人検査台へ |
例えば身長120cmの子どもと帰る場合、共同キオスクの対象外でも、それだけで税関の電子申告端末も対象外とはなりません。家族が別々に迷って移動せず、入口の係員に人数・身長・申告方法を伝え、使える動線を確認します。これは条件の読み分け例で、当日の利用や待ち時間の保証ではありません。
共同キオスクは非IC旅券でも利用できますが、その場合Eゲートは利用できないと案内されています。税関の電子申告ゲート利用にはIC旅券が必要です。旅券の状態や機器の読取に問題があれば職員へ申し出てください。
キオスクのルートを忘れた場合、手続済みのコードを端末で再度読むと再表示される案内があります。表示されなければ補助員・職員へ確認します。免税範囲超過・別送品等は追加手続きがあるため、端末操作完了=検査なしで出口へとは判断しません。
免税範囲は、酒・香水・その他の買い物を分けて数える
個人使用の携帯品と別送品を合算し、品目・年齢・単位をそろえます。 次は税関の免税範囲からの整理です。免税枠は申告不要の枠ではありません。
- 酒類3本1本760mlのもの。20歳未満は免税になりません。
- たばこ紙巻200本紙巻たばこのみの場合。加熱式・葉巻は別の数量。20歳未満は対象外。
- 香水2オンス1オンスは約28ml。オーデコロン・オードトワレは含みません。
- その他合計20万円海外市価の合計。1個で20万円を超える品は全額が課税対象。
免税範囲内でも税関申告は必要です。品目ごとの条件は下の表と税関の案内で確認してください。
表は左右にスクロールできます。
| 品目 | 1人あたりの免税範囲 | 見落としやすい条件 |
|---|---|---|
| 酒類 | 3本、1本760mlのもの | 20歳未満は免税なし。違う容量を本数だけで判断しない |
| 紙巻たばこのみ | 200本 | 20歳未満は免税なし。加熱式・葉巻・混在は別の数量条件 |
| 香水 | 2オンス、1オンス約28ml | オーデコロン・オードトワレを含まない |
| その他の品目 | 海外市価の合計20万円 | 1個で20万円超の品は、その品の全額が課税対象 |
| 同じ1品目の少額品 | 海外市価の合計1万円以下は原則免税 | 1個ずつではなく同じ品目の合計で確認 |
海外市価は外国での通常の小売購入価格で、円換算は税関の公示レートです。カード明細の換算額だけで境界を決めず、領収書を残します。6歳未満は、玩具など本人使用と明らかな物以外は免税になりません。
税関は例として「1個25万円のバッグは25万円全額が課税対象」と案内しています。差額5万円だけで税額を見積もらないでください。複数品の組合せや税率の個別判定は税関へ相談します。
食品は、免税で買えても日本へ持ち込めるとは限らない
税金の条件と、動物・植物検疫の条件を分けて確認します。 金額が小さくても、空港の免税店で買っても、持込禁止・検査条件がなくなるわけではありません。
表は左右にスクロールできます。
| お土産 | 買う前の確認先 | すでに荷物にある場合 |
|---|---|---|
| ジャーキー・ハム・ソーセージなど肉製品 | 動物検疫所。加熱済みでも対象、輸出国政府の検査証明書や地域条件を確認 | 税関検査前に動物検疫へ相談。申告すれば必ず持込可ではない |
| 果物・野菜・種・苗など | 植物防疫所。持込禁止や証明書が必要な物がある | 税関検査前に植物検疫カウンターへ |
| 高額品・預かった物・規制品か不明な物 | 税関の案内と購入控えを照合 | 申告から外さず、職員へ不明点を伝える |
「加熱済み」「少量」「人にもらった」という理由で判断せず、購入前に品名と原産国などを公式情報で照合します。持込条件を確かめられなければ購入を見送る選択も残してください。
別送品は、帰国時の2通と確認印を受取りまで残す
まだ荷物が日本へ届いていなくても、別送品は帰国時に申告します。 税関の別送品手続は帰国後の申告不可と案内しています。
表は左右にスクロールできます。
| 段階 | 実行すること | 保管する控え |
|---|---|---|
| 海外で発送 | 外装と送り状等に「別送品(Unaccompanied Baggage)」を明示し、帰国者本人を宛名に。業者が別送品を扱えるか確認 | 品目・数量・価格、貨物番号 |
| 帰国の税関 | 紙では携帯品・別送品申告書2通。複数国からの発送でも2通 | 税関の確認印を受けて返される1通 |
| 到着後 | 郵送・航空船便・宅配便それぞれの通知に従い手続き | 確認済み申告書、旅券等の指定資料 |
電子で別送品を申告した人も、ロビーへ出る前に受取り時に使う申告書の確認・交付を職員へ聞きます。コードやその画像は確認印のある申告書の代わりではありません。
別送品は帰国後6か月以内に輸入する物が免税範囲の対象で、手持ちの品と合算します。未申告・確認済み申告書の紛失では一般の貿易貨物と同様の手続きが必要となるため、到着通知や貨物番号を用意して税関へ相談してください。
ロビーへ出る前に、控えと国内線への荷物を確認する
帰国手続きの完了と、国内線の乗継準備は別です。 空港や航空券の条件に応じ、荷物をどこで受け取り、税関後どこで預け直すかを利用会社へ確認します。ターミナルと次便の締切は乗り継ぎの確認順で整理できます。
- 旅券・スマホ・自分の荷物がある。
- 別送品があれば確認済み申告書と貨物番号を確保した。
- 到着口とターミナルを同行者・迎えの人へ伝えられる。
- 次便や帰宅交通は、実際の手続き終了と荷物の状況を見て判断する。
到着から出口まで一律の所要時間は示しません。混雑・検査・荷物で変わるため、固定時刻の交通を選ぶ際も変更条件を確認します。
まとめ:帰国後も使う控えは、記事の保存と分ける
帰国前に申告方法・購入控え・持込条件をそろえ、到着後は指定の動線へ進みます。家族では機器ごとの条件を確認し、別送品の控えを受け取ってからロビーへ出てください。
「あとで読む」→保存した記事は同じブラウザから手順へ戻る入口です。旅券情報や税関への申告を保存・送信する機能ではありません。確認印のある申告書は別に保管し、マイトリップでは自分で終えた準備を見直せます。帰国後の請求はホテル保証金の照合へ進んでください。
帰国・別送品・請求の確認が済み、次の旅行を検討するときは、同じ日程・人数・現地泊数で航空券と宿の総額・取消条件を比較します。下の広告は次回旅行の検討用で、Visit Japan Webや税関申告の登録先ではありません。
公式情報・出典
以下の公式本文を2026年10月31日に確認しました。個別品目の判定と当日の設備運用は担当機関・係員の案内を優先します。
- デジタル庁:Visit Japan Webの利用手順 — 利用者・帰国予定・税関申告、コードと免税購入機能の区別。
- 成田空港:国際線到着の流れ — 旅券、手荷物、検疫と税関、証印の案内。
- 税関:入国時の手続き — 全員の申告、領収書等の準備。
- 税関:携帯品・別送品申告書 — 電子・紙、印刷様式。
- 税関:共同キオスク — 4空港、135cm、家族ごとの操作とルート。
- 税関:電子申告端末・ゲート — 7空港、IC旅券、100cm未満の利用と検査。
- 税関:海外旅行者の免税範囲 — 数量・年齢・海外市価、携帯品と別送品の合算。
- 税関:別送品の手続き — 発送表示、帰国時2通・確認印、到着後の提出先。
- 税関:偽サイトへの注意 — Visit Japan Webの無料利用と代行サイトの注意。
- 動物検疫所:肉製品のお土産 — 対象・検査証明書・到着時検査。
- 植物防疫所:日本に渡航される方へ — 植物の条件と税関検査前の相談先。
よくある質問
Visit Japan Webを登録していなくても日本へ帰国できますか?
日本人の帰国でVisit Japan Webの利用は必須ではありません。税関は紙の携帯品・別送品申告書も用意しています。旅券による帰国の確認と税関申告は必要なので、当日は係員の案内で手続きしてください。
身長135cm未満の子どもは、税関の電子申告も使えませんか?
135cm未満の利用不可は共同キオスクの条件です。税関の電子申告端末は別の機器で、100cm未満の子どもは家族と一緒に利用する案内があります。家族でも1人ずつの手続きが必要なので、係員に確認してください。
二次元コードがあれば、荷物を受け取った後そのまま出口へ行けますか?
コードの作成だけでは税関手続きは終わりません。共同キオスクや電子申告端末で案内されたルートへ進みます。免税範囲超過・別送品などでは有人検査台で追加手続きがあり、職員の検査を受ける場合もあります。
別送品は帰宅してから申告しても間に合いますか?
税関は帰国後の別送品申告はできないと案内しています。帰国時に申告し、確認印を受けた申告書を荷物の受取手続きまで保管します。未申告や紛失の場合は、荷物の状況を税関へ相談してください。





