建物を間違えたら、便と締切を確かめてから移動
  • 現在地と便を照合建物名・階数と、利用便の出発ターミナルを確認。
  • 残る手続きの締切荷物預け・書類確認が残るか確認。厳しければ相談。
  • 行き先を確認して移動一般エリアの無料連絡バス。待ち時間と徒歩も別に見込む。
  • 国際線の受付へ建物の到着で終わらず、正しいカウンターへ進む。

会社名だけで決めず、便名と現在地をそろえる

「ANAだから第2」「国際線だから第3」と決めず、利用便の当日の案内で出発ターミナルを確認します。 ANAが運航する羽田発着の国際線はT2・T3の両方を使います。ANA公式のターミナル案内も運航上の変更の可能性を示しています。路線の一覧だけで判断せず、利用日の運航状況まで照合してください。

まず、立ち止まって次の3点をそろえます。

  1. 自分の場所:建物内の「第1/第2/第3ターミナル」と階数の表示を見る。駅名やバス停名だけで現在地を推測しない。
  2. 乗る便:予約確認から出発日、便名、出発時刻、運航会社を開く。共同運航便では航空券を買った会社と実際の運航会社が違う場合がある。
  3. 行く建物と受付:運航会社の当日案内、羽田空港の国際線フライト検索、現地の出発案内で確認する。表示が食い違う、便が見つからない場合は予約確認を係員に見せる。

ターミナルは建物、搭乗口は飛行機へ乗る場所です。まだ一般エリアにいるときは、まず正しいターミナルの国際線チェックイン場所へ進みます。スマートフォンの地図で搭乗口へ直接向かおうとすると、通れない区域を含む経路と混同しやすくなります。

「出発まで何分」より、残っている手続きの締切を見る

移動する前に、チェックイン・荷物預け・搭乗口のうち、何が残っていて何時までなのかを確かめます。 出発まで60分あっても、手続きの締切を過ぎている場合があります。「60分以上なら安全」という一律の判断はできません。

表は左右にスクロールできます。

今の状態 確認すること 次の行動
チェックインや荷物預けがまだ 運航会社の手続き完了・手荷物受付の締切と受付場所 締切に間に合うか不明なら、現在地を添えて運航会社へ相談
オンラインチェックイン済み 搭乗券の発行、渡航書類確認、荷物預けが残っていないか 完了済みと決めつけず、利用便の案内で確認
搭乗券があり預け荷物もない 利用する保安検査場と出国審査、搭乗口の集合案内 正しい国際線エリアへ移動。追加確認があれば係員へ
締切が近い・すでに過ぎた 今から可能な対応と予約の扱い 先に運航会社へ相談し、新しい航空券の購入を急がない

たとえばANA国際線の搭乗手順では、搭乗手続きと手荷物預けは出発60分前まで、搭乗口へは30分前を目安と案内しています。これはANAの例で、他社便や個別に指示された時刻にそのまま当てはめるものではありません。

出発14:00、手続き完了締切13:00の便で、12:50に別ターミナルにいるという仮定なら、残り10分で「移動し、カウンターを探し、並んで手続きを終える」必要があります。バスの乗車目安だけを見て間に合うと判断せず、まず運航会社に状況を伝えます。この例は搭乗可否を判断する基準ではありません。

移動時間を考えるときは「乗り場まで+待ち時間+乗車+降車後の徒歩・上下移動+受付の列」を分けます。事前の逆算は空港到着時刻の決め方で確認できます。

出発前の最終確認に

搭乗前にやることを、チェックリストで漏れなく確認できます。

自分の準備を確認する

一般エリアの無料バスは、今いる建物の1階へ

T2・T3をまたぐ移動では、行き先を確認してターミナル間無料連絡バスを利用できます。 下表は羽田空港公式の乗り場・経路図をもとにした整理です。料金は無料(0円)。空港へ来る高速バスや、制限エリア内の乗り継ぎバスとは別です。

表は横にスクロールできます。

現在地 → 行き先 一般エリアの乗り場 経路図の乗車目安
T1 → T3 T1・1階到着ロビー8番。T3行きか確認 T1→T3は約5分
T2 → T3 T2・1階到着ロビー9番 T1経由。区間目安3分+5分=約8分
T3 → T2 T3・1階0番 T1経由。区間目安7分+3分=約10分
T1 → T2 T1・1階到着ロビー8番。T2行きか確認 T1→T2は約3分

T2→T3、T3→T2の合計は、公式経路図に示された区間の分数を編集部が足した目安です。乗り場への徒歩、待ち時間、途中の停車、混雑による遅れ、降車後の移動は別に見込みます。 乗り場ではバス前面の行き先と現地の案内を確かめ、不明なら乗務員に目的のターミナルを伝えてから乗ってください。

公式ページの2026年8月18日から当面の案内では、5:00〜20:00は4分間隔、20:00〜24:00は8分間隔です。早朝・深夜の始発と最終は出発するターミナル・方向ごとに異なるため、ページ内の該当時刻表を確認します。運行間隔を、そのまま自分が乗れるまでの待ち時間とは考えないでください。

T1からT2だけなら、地下連絡通路もある

T1–T2間は約400mの地下連絡通路でも移動できます。ただし、確認時点で公式には工事により動く歩道は利用できず、通行自体は可能と案内されています。大きい荷物、足の痛み、子連れなどの条件で歩く負担が変わるため、距離だけで徒歩を最速と決めないようにします。この通路でT3まで行けるわけではありません。

電車・モノレールは「間違えた人なら無料」ではない

京急線・モノレール用の無料の「乗り継ぎ乗車票」は、国内線⇔国際線、国際線⇔国際線の乗り継ぎ利用者が対象で、パスポート・航空券等の確認があります。ターミナルを間違えただけで配布対象になるとは限りません。 鉄道へ切り替える場合は、運行状況と通常の運賃・乗車券の扱いを駅係員に確認してください。

着いたら、国際線の受付まで進んで確認する

目的の建物に着いただけで移動完了とせず、国際線のカウンター・手荷物預け場所まで進みます。 とくにT2は国内線と国際線の出発エリアが異なります。

ANAの日本語のターミナル案内では、連絡バスでT2へ来た場合、2階の保安検査場D付近へ進み、INTERNATIONALサイン横のエスカレーターから3階の国際線チェックインカウンターへ向かうと案内しています。保安検査場Dを通過する、という意味ではありません。 エレベーターが必要なら案内カウンターで国際線3階への経路を尋ねます。

T3へ着いた場合も、館内の国際線出発・チェックインの案内に沿い、便名に対応する受付を確認してください。どちらの建物でも、よく知っている会社のロゴだけを目印に列へ並ばず、自分の運航会社・便・受付場所が合っているかを確かめます。

搭乗券がまだ出ていない場合はオンラインチェックイン後の搭乗券確認へ。手続きを終えたら、保安検査・出国審査を経て、最新の搭乗口表示を確認して移動します。

通信なし・バスが使えない・時間不足なら相談内容を絞る

自分で経路を決められない場合は、予約情報と現在地を示して、行き先と次の受付を聞きます。 通信を復旧させるまで動けない、と考える必要はありません。

  • 通信がない:保存してある予約確認や搭乗券を案内カウンターで見せ、「この便の出発ターミナルとカウンターはどこですか」と聞く。同行者が通信できるなら、便名と日付を一緒に照合する。
  • バスが来ない・列が長い・運行時間外:無料バスの現在の運行と、鉄道やタクシーなど使える経路を係員に確認する。駅や乗り場への徒歩・待ち・費用まで含めて比べ、タクシーでも必ず早いとは考えない。
  • 締切が迫る:運航会社に「便名・出発時刻・現在いるターミナル・チェックイン済みか・預け荷物の有無」をまとめて伝える。近くに自社カウンターがなければ、空港案内で連絡先や相談場所を尋ねる。
  • 同行者と離れた:合流場所を建物名・階・目印まで決める。「国際線のところ」だけではT2とT3を区別できない。荷物を置いたまま探しに行かない。

相談の言い方は「NH○○便、○時発です。いまT3の1階にいて、まだ荷物を預けていません。正しい受付と、今からの対応を教えてください」のように、分かる情報だけで十分です。優先案内・締切延長・振替が受けられると期待して走り回らず、運航会社に確認します。

公式情報・出典

公式情報の確認日:2026年10月22日。バスの時刻・工事状況・利用便のターミナルは変わるため、利用当日も現地表示と公式案内を照合してください。画像は実際の羽田空港の配置図ではないイメージイラストです。

まとめ:現在地・利用便・締切を確かめてから移動する

まず、今いるターミナルと運航会社・便名をそろえ、正しい出発ターミナルと残っている手続きの締切を確認しましょう。無料バスはT1・1階8番、T2・1階9番、T3・1階0番から、行き先を確かめて利用します。

時間が厳しい、便の表示が見つからない、移動方法が決まらない場合は、運航会社や空港案内へ状況を伝えるのが次の行動です。正しい国際線受付に着いたら、残りの搭乗手続きへ進んでください。次回の出発前にはマイトリップの準備リストと合わせ、ターミナル・受付場所・締切の確認を済ませておきましょう。

よくある質問

ターミナルと搭乗口は同じですか?

違います。ターミナルは空港の建物、搭乗口は保安検査などの後に飛行機へ乗る場所です。T2・T3は建物の区別なので、搭乗口番号と読み違えず、まず正しい建物と国際線の受付場所を確かめてください。

バスに乗っている途中で手続き締切を過ぎそうなら?

安全に連絡できる状況なら運航会社へ便名・現在地・到着見込みを伝え、到着後の相談先を確認します。締切の延長や搭乗は保証されません。停留所以外で降りようとせず、係員の案内に従ってください。

同行者だけ先にカウンターへ行けば手続きを済ませられますか?

本人や渡航書類の確認が必要なため、同行者が全員分を済ませられる前提で別行動にしないでください。離れる必要があるなら運航会社に確認し、合流場所・連絡方法・荷物の担当を決めます。